
ここアメリカ合衆国の夏は、ドライブに最適の天候だ。そして旅行の友といえば、やはり自分の好みの音楽が最高だろう。Adam は、車の中で iPod の音楽を聞くための機器をいくつか積み込んでテストドライブに出かけた。また今週号では Matt Neuburg が Mousepose 2 の紙上プレゼンテーションを試み、Adam と Tonya が MacTech 25 の受賞リストに載り、Adam が NoteBook 2.1 のリリースを概観、そして“Take Control of Running Windows on a Mac”のオンデマンド印刷版のリリースを発表する。最後にもう一つ、今週の DealBITS 抽選では BeLight Software の Image Tricks が当たる。
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NoteBook 2.1 が同期を追加、Cornell Note-Taking System に対応 -- Circus Ponies Software から NoteBook 2.1 がリリースされた。同社の情報整理ツール(以前のバージョンを私がレビューした“よく使い込んだ NoteBook”と“ピカピカの NoteBook”を参照)たる「ノートブック」ソフトウェアの「ノートすべき」大きなアップグレードだ。新規のユーザーのために、NoteBook 2.1 ではよくあるさまざまの使用形態に合わせていろいろのテンプレートを内蔵した Starting Point システムを提供するようになった。また、このバージョンから Cornell Note-Taking System のサポートが追加された。これはノートをとる際にページを三つの部分に分けて、それらを使い分けることでノートをとり、分析し、内容をまとめ、あとから見直す、という方法だ。それ以外の新機能としては Microsoft Entourage との to-do 項目同期のサポート、to-do 項目を iCal に送り出してカレンダー予定項目にも、あるいは通常の to-do 項目にもできる機能、Nisus Software の公表したコンテンツ・リンキング・システムである LinkBack のサポート、.Mac にノートブックを HTML 書き出しでアップロードする機能の改良、HTML 書き出ししたノートブックの SFTP や FTP によるアップロードのサポート、それに PDF に書き出す際のフルリンク付き PDF の生成、などが挙げられる。
<http://www.circusponies.com/>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08079> (日本語)ピカピカの NoteBook
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07803>(日本語)よく使い込んだ NoteBook
<http://www.clt.cornell.edu/campus/learn/LSC%20Resources/cornellsystem.pdf>
<http://www.linkbackproject.org/>
NoteBook 2.1 は登録ユーザーには無料のアップグレードで、新規購入価格は $50 だ。Universal Binary で、Mac OS X 10.3 Panther またはそれ以降を必要とする。ダウンロードサイズは 20.5 MB だ。[ACE](永田)
<http://www.circusponies.com/store/index.php?main_page=downloads>
文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
Adobe Photoshop では難解すぎて手が出ないけれども、それで可能となるような画像処理のうちいくつかでも自分で出来るようになればいいのに、と心の中では念じている私のような人にとっては、BeLight Software の Image Tricks のようなプログラムこそが願ったり叶ったリだ。一言で言えば、Image Tricks は Mac OS X 10.4 Tiger の Core Image フィルタを使って、あなたの写真やグラフィックスの上に多種多様な格好良い効果を施すことができる。使われるフィルタはいくつかのカテゴリーに分けられる。color、focus、distortion、styling、halftone、tiling、illumination、overlap、それに目くるめくほどの種類が揃ったマスクもある。最近リリースされた Image Tricks 2.0 での新機能としては、数学的に生成されたパターンのための“generator”が追加されたことが挙げられる。(私はこれらのパターンが大好きだ。ただし私のスクリーンセイバにあるパターンには及ばないが。)またこのバージョン 2.0 で、BeLight 社は新しく無料版(これでも多くの人にとっては十分のことができる)と、より多くの generator やフィルタを含んだ pro 版とを分けるようにした。現在の最新バージョンは 2.2 で、ここではさらにもっと generator やフィルタが追加されている。
<http://www.belightsoft.com/products/imagetricks/overview.php>
今週の DealBITS 抽選では、Image Tricks を6本、賞品にする。それぞれ定価 $9.95 相当の製品だ。寄せられた情報のすべては TidBITS の包括的プライバシー規約の下で扱われる。どうかご自分のスパムフィルターに注意されたい。当選したかどうかをお知らせする私のアドレスからのメールを、あなたに受け取って頂くのだから。前回の DealBITS 抽選では、当選者の一人あてに送った電子メールが繰り返し返送されてきたため、その人に賞品をお送りすることができなかった。また、もしもあなたがこの抽選を紹介して下さった方が当選すれば、紹介に対するお礼としてあなたの手にも同じ賞品が届くことになるのもお忘れなく。
<http://www.tidbits.com/dealbits/image-tricks/>
<http://www.tidbits.com/about/privacy.html>(日本語)TidBITS プライバシー規約
[訳注: 応募期間は 11:59 PM PDT, 23-Jul-2006 まで、つまり日本時間で 7 月 24 日(月曜日)の午後 4 時頃までとなっています。]
文: Jeff Carlson <jeffc@tidbits.com>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
TidBITS や Take Control の読者の皆さんが投票して下さったお陰でもあることは間違いないが、今回 Adam ばかりでなく Tonya までもが、Macintosh の技術系コミュニティーにおいて影響力の大きかった人々を選ぶ MacTech 25 リストに名前が載ったことを、お知らせできるのは嬉しいことだ。公開投票を使っているという点の他に、この MacTech 25 が MDJ Power 25 と大きく違っているのは、これは Apple 外の人々であって Macintosh 界に技術的寄与を通じて大きな影響力を及ぼした者を選んでいるということだ。こうして選ばれた顔ぶれを見ると、技術的な話題について著述しているライターたち、技術系コミュニティーの鍵となるとされるようなサイトを管理している人たち、著述や講演を通じて知識を広めているシステム管理者たち、それからプログラマーで他のプログラマーたちの助けとなっている人たち、といった面々が並んでいる。
<http://www.mactech.com/news/?p=1008582>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=08594>(日本語)Adam Engst、MDJ Power 25 で3位に浮上
MacTech は多くの投票を集めた人たちの間でランク付けをしないという方針を採り、順序をつけずに 25 人を同列にリストしている。MacTech 25 の栄誉に輝いた人たち一人一人におめでとうと申し上げたい。今年のこのリストには以下のような顔ぶれが並んだ。(個々の人たちごとの詳細な紹介文は近刊の MacTech 2006 年 8 月号に載るはずだ。MacTech を購読していないという方は、無料の PDF 見本をダウンロードすれば最近の記事が読める。)
<http://www.mactech.com/news/?p=1008581>
Aaron Hillegas: Cocoa プログラミングの本の著者。Big Nerd Ranch の創設者。
Adam & Tonya Engst: TidBITS と Take Control の出版者。
<http://www.tidbits.com/>(日本語)TidBITS 日本語版
<http://www.takecontrolbooks.com/>(日本語)Take Control Ebooks: あなたの知りたいことがすぐわかる
Amit Singh: 著明なハッカー。“Mac OS X Internals”の著者。
Andrina Kelly: C.O.R.E. Feature Animation での Mac OS X システム管理者。afp548.com の寄稿編集者。
Andy Ihnatko: 著者であり、講演者であり、おふざけ屋。Chicago Sun Times の技術コラム担当。
Ben Wilson: MacFixIt の編集者。
Brent Simmons: NetNewsWire と MarsEdit の創作者。
<http://www.newsgator.com/NGOLProduct.aspx?ProdID=NetNewsWire>
<http://ranchero.com/marsedit/>
Dan Frakes: 著者であり、Macworld の Senior Editor、Playlist の Senior Reviews Editor、MacFixIt の Contributing Editor、TidBITS の寄稿者、Take Control の編集者。
Danny Goodman: 数々のプログラミングの本の著者。その対象は HyperCard、AppleScript、JavaScript、DHTML、Dashboard、その他多彩。
David Pogue: 著者であり、New York Times のテクノロジーコラムニスト、Missing Manual シリーズの創出者。
Drunkenbatman: 現在は活動停止中のようだが、以前には影響力のあった DrunkenBlog の創出者。
John Gruber: 人気もあり内容も充実した Daring Fireball ブログの筆者。
John Siracusa: Ars Technica で Mac について信じられないほど詳細な技術記事を書いているライター。
<http://siracusa.home.mindspring.com/john/articles/ars/index.html>
Jonathan "Wolf" Rentzsch: 比類なきハッカー。開発者。TidBITS 寄稿者。
Josh Wisenbaker: Mac OS X Server 伝道師。講演者。afp548.com の編集者。
Michael Bartosh: “Essential Mac OS X Panther Server Administration”の著者兼トレーナー。この六月に事故により死去。
<http://en.wikipedia.org/wiki/Michael_Bartosh>
<http://www.afp548.com/article.php?story=20060611204217263>
Mike Breeden: Accelerate Your Mac サイトの管理者。
Nigel Kersten: New South Wales 大学の芸術学部の Senior Technical Officer。見識あるシステム管理者。
Ray Barber: MacScripter サイトの創設者。アウトソースのプロジェクト市場である MacDeveloper の創設者。
Ric Ford: Mac ニュースと情報サイト MacInTouch の編集者。
Rich Siegel: BBEdit の創出者。Bare Bones Software の創業者。
<http://www.barebones.com/products/bbedit/>
<http://www.barebones.com/company/history.shtml>
Rob Griffiths: Macworld コラムニスト。Mac OS X Hints サイトの黒幕。
Rosyna Keller: haxie の開発会社 Unsanity のプログラマー。
Scott Knaster: 長年にわたる技術ライター。Take Control 著者。
Wil Shipley: Delicious Monster 社の CEO。Delicious Library の創出者。Pimp My Code のブロガー。
<http://www.delicious-monster.com/company.php>
<http://www.delicious-monster.com/>
<http://www.wilshipley.com/blog/>
文: Matt Neuburg <matt@tidbits.com>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
私はコンピュータを視覚的補助として使った講演をたくさんしてきている。単にコンピュータを「スライド」プレゼンテーションとして使う Keynote や PowerPoint のようなものではなく、コンピュータでライブのデモンストレーションを行なうのだ。つまり、私が自分のコンピュータ上で何かをしたりそれについて説明したりしながら、同時にそのモニタ画面を講演会場の正面にあるスクリーンに映写する。そんな時、私は聴衆にとっての視覚体験をできる限り最適化しなければならないという必要を常に感じている。この種のプレゼンテーションは、いくらスクリーンが大きくても思ったよりずっと見にくいということもあるものだ。だからこそ、私は自分の題材が許す限りスクリーンの解像度を下げるようにしている。また、使おうとするアプリケーションのすべてでデフォルトのフォントサイズを可能な限り大きくしている。マウスカーソルの大きさも少し大きいものにしているし、時には細かい部分をよく見てもらうためにスクリーンをズームすることもある。(これらの機能については ユニバーサルアクセス 環境設定パネルが使える。)例えば Ultimate Pen のようなユーティリティを使って、聴衆に注目してもらいたい部分にアウトラインを「書き込み」したりもする。それから、カーソルをハイライト表示するツール、例えば Mouse Locator や PinPoint(これについては昨年 Jeff Carlson が記事を書いている)のようなものも時折使っている。
<http://www.snowmintcs.com/products/ultimatepenmac/>
<http://www.2point5fish.com/>
<http://www.macchampion.com/pinpoint_features.shtml>
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tbart=07976>(日本語)TidBITS ご用達ツール: PinPoint と Mousepose
この、カーソルをハイライト表示するツールとして、さらに機能に磨きをかけて今回新たに登場したのが Boinx Software の Mousepose だ。Mousepose は、以前はたった一つのことをするだけのものだった。ホットキーを押すと、一時的にマウスカーソルを中心とする円以外の画面を暗くしてくれた。ただ、設定できるオプションも少なかったので、私にはあまり便利なものには見えなかった。けれども今回登場した Mousepose 2 は、二つほどの点で非常に価値ある改良を果たしている:
<http://www.boinx.com/mousepose/>
Mousepose で、マウスクリックが見えるようになる。それも素晴らしく生き生きとした感じで。クリック一回、またはマウスボタンを押し続けている状態では、カーソルのホットスポットに点が表示される。ダブルクリックならば、それと同じ点に加えてカーソルのまわりに円が描かれる。トリプルクリックならばさらにもう一つ円が加わる。これは、プレゼンテーションの場では本当にありがたい機能だ。なぜなら普通マウスクリックは画面には見えないので、私が何をしているのかを聴衆が目で見て知ることができないからだ。(従来、私はこんな場合自分の声を使って示さなければならなかった。「さあこのボタンをクリックしますよ... ハイ押しました」と。)
Mousepose 2 では、ホットキーを使っていくつかの追加機能コマンドが実行できるようになる。カーソルのまわりの円以外の部分を暗くするのに加えて、例えば別のホットキーを使ってその円の大きさを大きくしたり小さくしたりもできるので、スクリーン上で聴衆に注目して欲しいと思う領域にさらに思い通りに焦点をあてられるようになる。
Mousepose 2 はかなりメジャーな改訂版なので、それに伴う厄介な問題点が現われてしまうのもやむを得ないことだ。例えば、Mousepose が自分自身の機能をデモしてみせる“talkthrough”アニメーションを走らせると、設定しておいた私のカスタム環境設定が消滅してしまった。また、私のホットキー設定が「受け入れられる」までに、私はかなり苦労させられた。Mousepose は AppleScript によるスクリプトに対応している(“talkthrough”の動作もこれによっている)が、Help 書類に含まれているスクリプトの実例は全く動きさえもしない。説明書の中でキーコマンドの“start effect”の説明が正しくない。スクリプト辞書には巨大な AppleScript Studio 辞書が丸ごと組み込まれているが、これは必要性もないことだしユーザーを混乱させるだけだ。(Boinx の人たちは私の AppleScript 本を読むべきだ!)そして何よりがっかりさせられるのが、Mousepose 2 が Quartz Extreme を必要とすることだ。つまり、当分の間私は自分の講演でこれを実際に使うことができない。なぜなら、古いけれども頼りになる私のポータブル機には Quartz Extreme が備わっていないからだ。でも、これはまったく馬鹿げた制限事項に思える。なぜなら、従来のバージョンは Quartz Extreme なしでも何の問題もなく動いたからで、いくら格好良い新装備のアニメーションがそれを使うのだとしても、その部分だけオプションとして使用不能にするということもきっとできたはずだから。
<http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0596102119/tidbitselectro00/ref%3Dnosim/>
Mousepose 2 は Universal Binary で、ダウンロードサイズは 2.6 MB だ。Mac OS X 10.4 Tiger と Quartz Extreme を必要とする。価格はたったの $10 で、ライセンス購入前にもデモ版として走るが、その場合は5分間で終了する。
<http://www.boinx.com/download/index.html#Mousepose>
文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
訳: 亀岡孝仁 <takkameoka@bellsouth.net>
ついに!2003年に Take Control を始めて以来、お陰さまで皆さんに我々のリンクの塊のようなそして完全にデジタルの電子本を手にして頂いて、そしてそれを印刷までしてもらってきた。我々の目指すところの一つは、あっという間に陳腐化してしまう技術系の本に使われる紙の量を減らすと言うことであったが、紙の上で読みたい、それももっともな理由から、と言う人が多いことも疑いの余地がない。この点からいえば、我々の電子本の中にも、例えば Joe Kissell の "Take Control of Running Windows on a Mac" や "Take Control of Upgrading to Tiger" そしてある部分の Sharon Zardetto Aker の "Take Control of Fonts in Mac OS X" などは、二台目の Mac が手元にでもない限り、そのやり方に関する指示を追っかけながらスクリーン上のものを読むなどというのは不可能に近いのも確かである。
<http://www.takecontrolbooks.com/windows-on-mac.html?14@@!pt=TRK-TB838>
<http://www.takecontrolbooks.com/tiger-upgrading.html?14@@!pt=TRK-TB838>
<http://www.takecontrolbooks.com/fonts-macosx.html?14@@!pt=TRK-TB838>(日本語)Take Control Ebooks: あなたの知りたいことがすぐわかる
我々が電子本の印刷版に手を染めなかった大きな理由の一つは、在庫を持つ費用と物理的な物の売り買いに関わる業務が Take Control の様な小さな所帯が賄えるものではなかったことである。それでも我々の電子本中には Peachpit Press から印刷本として出されたものもいくつかはあるが、その過程はとても時間がかかるものでそれに見合うタイトルはとなると非常に限られたものにならざるを得なかった。本当の解は print-on-demand であった。これであれば、我々は PDF ファイルを業者にアップロードするだけ、後は我々の電子本の所有者は欲しい時に印刷版を注文することが出来、そして我々はここには一切関与する必要がなくなる。この様な print-on-demand のサービスを提供すると言う会社は多くあるが、我々の必要とする品質とサービス両方を提供してくれるところは見当たらなかった。これが、必要とするもの全てが整うまでこれ程の時間を要した原因である。
しかしこれらの苦労も出来てみれば喜びもひとしおという所である。Joe の "Take Control of Running Windows on a Mac" の所有者は、今や PDF 版の最初のページの左下隅にある Check for Updates ボタンを押すことで、この本の print-on-demand 版を購入できるリンクへとアクセス出来るようになった事をお知らせできるのは我々のこの上ない喜びである。この "Take Control of Running Windows on a Mac" は最初の小手試しというところである;もし全てがうまくいけば、他の電子本にもこの print-on-demand 版を追加していく所存である。皆さんの参考になると思うので、この print-on-demand サービスについていくつかの事実を書き出しておく:
印刷本を買うにはまず電子本を買ってもらう必要がある:印刷本の値段はすでに電子本を購入済みであるということを前提にしている。値段はページ数に応じ、かつ一律 $0.25 が載せられているがこれは木に対して優しい立派なチャリティに寄付される。送料は別立てとなっている;送り方は色々な選択肢の中から選べる。
印刷版の仕上がり寸法は 7 x 9-インチ(18 x 23 cm) で印刷版に適した大きさに縮小されフォントに合わせてある。表紙はカラーでラミネートが施され、製本は wire-o バインディング(リングノートの形式)で開いた時机の上に平らに置ける (或いは完全に閉じられる)。印刷は両面でグラフィックの品質も最高になるよう PDF ファイルも新たに作り出した。
中身は白黒とカラーとがある。白黒版も素晴らしいが、カラー版は豪華としか言いようがない。残念ながら、カラー印刷の方が高くつくので ($26 対 $11)、選択は皆さんにお任せしたい。
このプリントサービスには、QOOP と呼ばれる print-on-demand の会社を使っている。と言うことは、我々の電子本とは違うオンラインショッピングカートを使って注文して頂くこととなる。正直言うと、この注文手続きはあまり出来がいいとは言えず、それに煩わしい Terms of Service 合意書に合意しなければならない、それも我々や我々のお客さんには当てはまらないものなのにである。我々はこのカートを改善するための話し合いを QOOP とやっている。
我々はこれで皆さんが我々の電子本を自分の紙とインクを使って印刷する代わりが出来るのではないかと思っている。製本した本はバラバラのシートよりずっと優雅だし使い易い;数百枚に上るページを印刷するのにプリンタにつきっきりで様子を見、インクカートリッジを取り替えるよりはずっと楽である;それに印刷品質もこちらの方が優れていると思われる。悪くなる方には、QOOP の印刷サービスは多少割高となる、それは製本代がかかるし表紙も付けなけばいけない上に送料もかかる、更には当然のことながら、皆さんが自分のプリンタを使って印刷するよりも彼らが印刷し本とし送る方が余計時間がかかることなどが挙げられる。(勿論のこと、すぐに楽しみたいと言う時には電子本がある。) この print-on-demand 本がどの様なものかは下記のリンクでもっと勉強できるし写真も見る事が出来る。
<http://www.takecontrolbooks.com/print-on-demand.html?14@@!pt=TRK-TB838>
という事で、もしあなたが "Take Control of Running Windows on a Mac" の印刷版が出るのを待っていたのであれば、この我々の新しい印刷サービスを試してみて欲しい、そして感想を是非聞かせて欲しい!print-on-demand 本を注文するには、Joe の電子本のあなたのコピーにある Check for Updates ボタンを押すことを忘れないように。
文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
訳: 羽鳥公士郎 <hatori@ousaan.com>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
私がどんな風に iPod を聞いているかというと、非常に限られた状況でしか聞こうと思わないように思う。寝室に iPod があって、これは Tonya と私が夜ぐっすり寝て朝早く起きるのに役立っている。それから、最近気に入っているのは、iPod のイアホンをした上から密閉型のヘッドフォンをつけ、芝刈りをしながら聞くことだ。しかし、自動車に乗っているときこそ、Ithaca に住んでいるとそれほどの時間を自動車の中で過ごす必要がないとはいえ、iPod があって本当によかったと思うときだ。
私は iPod を自動車に半永久的に取り付ける方法をいくつか検討してみたが、それらの多くは、インターフェースや簡潔さという観点からは魅力的であるものの、3つの理由で気に入らなかった。第1に、価格が 150 ドル以上で、それに加えて取り付け料の支払いが必要と、かなり高くつくことが多い。第2に、比較的近い将来の iPod とですら物理的に互換性がないだろうと思われるソリューションもあるし、今の Honda Civic にいつまで乗り続けるかも定かではない(私たちが運転するのは町の周辺がほとんどなので、それをほぼ完全に電気でまかなえるようなハイブリッドのプラグインを、自動車メーカーか改装業者が発明してくれないものかと願っている)ので、何かにすべてをゆだねてしまうことには抵抗がある。第3に、私たちには主に冬に乗っている古いSubaru Legacy Outback もあり、両方を同時に運転することはほとんどないので、1台の自動車だけでしか使えないようなものを取り付けるのは無駄なように感じられる。
それらのことすべてを念頭に置きながら、Griffin Technology、Belkin、Small Dog から現在出ている様々な iPod カーアダプタのうち、いくつかを試してみた。もちろんほかにも製品があるだろうが、これらの製品は、私がレビューのために入手することができ、ある程度じっくり評価する時間が持てたものだ。
機能とデザイン -- 私が探しているソリューションは、以下3つの基本的な機能を備えているものだ。
FM 送信を用いるか、またはカセットアダプタか入力端子にケーブルを接続して、音をカーステレオに送ることができる。
自動車の電源ソケットから iPod に電力を供給できる。
安全に運転しながら iPod を見たり操作したりできるように、iPod を固定することができる。
1つの iPod カーアダプタが、必ずしもこの3つの機能すべてを備えていなくともよいが、その場合、ほかの機器を組み合わせることによって、足りない機能を追加することができるべきだ。
これらの技術的要件に加えて、製品のデザインが決定的に重要だということが分かった。例えば、蝶番式のアームがぐらぐらするようでは、全く使い物にならない。それに加えて、iPod は現在でも様々に異なった形や大きさのものがあるのだから、メーカーは様々な筐体に対応するために様々な方法を考え出さなければならない。最後に、色は単に好みの問題だと思われるかもしれないけれど、iPod とカーアダプタについては、私は黒がよいと思う。そうであれば、ほとんどの自動車のダッシュボードは濃い色だから、アダプタと iPod の組み合わせが、通りかかった盗人の目を引く可能性が低くなる。
Small Dog Car Tune -- 私が最初に試した iPod カーアダプタは、最もシンプルで最も安価な製品、Mac 販売店(そして TidBITS スポンサー)Small Dog Electoronics から 33 ドルで販売されている Car Tune だ。これは車載充電器と FM 送信機を組み合わせたものだが、iPod を固定する機能は全くない。この製品は、自動車の電源ソケットにさし込むプラグと、それに直接つながった楕円形の頭部からなり、頭部には液晶画面と2つのチューニングボタン、電源ボタンが1つある。当初、Car Tune の液晶画面は運転席から見えないのではないか、ボタンに手を伸ばすのは難しいのではないかと心配したが、実際には簡単に角度を調整できた。iPod には、ばねのような細いケーブルで Dockコネクタにつながり、私は運転している最中に iPod の画面を見られるようにしたいのだが、iPod を自動車のダッシュボードの空いている場所に置くことができる。それでもやはり、Griffin Technology から出ている 10 ドルのiSqueez のようなホルダーが別にあればよいと思う。
<http://www.smalldog.com/product/38574/>
<http://www.griffintechnology.com/products/isqueez/>
FM 送信機としては、Car Tune には少しがっかりさせられた。様々な周波数にチューニングするのは簡単だし、Car Tune は直前の設定を覚えていてくれるが、オーディオの出力レベルがかなり低い。私が試したどの機器よりも低く、ラジオのボリュームを上げなければならないので、バックグラウンドノイズのレベルが上昇し、Car Tune が送信をしていないときは大きな雑音にさらされることになる。さらに、Car Tune に電源が入ってから送信が始まるまでに8秒ほどかかるので、自動車を始動させるたびに、身をかがめてボリュームを下げる羽目になった。
使い勝手の観点から言うと、Car Tune は非常に手がかかる。自動車のエンジンを切ったときに自動的に再生を止めることはないし、エンジンをかければ自動的に再起動するものの、例の8秒間の雑音のために、私は iPod の Play ボタンを押すだけでなく、ステレオのボリュームを調整する必要があった。
Griffin Technology iTrip Auto -- Small Dog Car Tune と似ているのが、Griffin Technology から 70 ドルで出ている iTrip Auto だ。これも充電器と FM 送信機からなり、iPod を物理的に固定する方法がない。iTrip Auto では、インターフェースが電源プラグに直接乗っかっているのではなく、ガムのパッケージぐらいの大きさの操作モジュールが、コードの真ん中、Dock コネクタと電源プラグの中間に位置している。このデザインは、残念ながらいささか使いにくい。周波数を変更をしようとするたびに、操作モジュールを探しまわる必要があるからだ。それに加えて、周波数を変更するには、埋め込み型のボタンを押し、変更を液晶画面で確認し、それから Select ボタンを押す必要がある。Car Tune のボタンが出っ張っていて、Select ボタンの必要がないのと比べると、これは操作しずらい。
<http://www.griffintechnology.com/products/itripauto/>
iTrip Auto は、値段が高いだけのことはあって、オーディオ出力のレベルがずっと大きく、音楽を聞くためにラジオのボリュームをあれこれ回さなければならないということはない。さらによいことに、iTrip Auto では、自動車のエンジンが止まると、音楽も自動的に停止する。もう一度自動車を動かしたときに、自動的に再生を再開してはくれないものの、すぐに無音の送信を始め、突然大きな雑音が聞こえるということもない。iTrip Auto には、DX と LX の2つのモードがあり、音質が異なるということになっているが、私が聞いた限りでは、それほどの違いは感じられなかった。
Griffin Technology RoadTrip -- 上記2つの機器では、ワイヤがダッシュボード周辺を蛇のようにくねり、iPod はダッシュボードの空いたすき間にただ置かれるしかなかったが、私が次に試した、Griffin Technology から 90ドルで出ている RoadTrip では、充電プラグはいくつかの関節があるアームでドックにつながっていて、そこに iPod を固定することができる。プラスチックの挿入部品があるので、様々な大きさの iPod に対応することができる。ドックには、液晶画面と2つのチューニングボタン、電源ボタンもあって、ボタンではあらかじめ設定した4つの周波数に合わせることもできる。
<http://www.griffintechnology.com/products/roadtrip/>
このような、回転する接合部と固定用のねじからなる、関節つきのアームを備えた機器は、私にとって、うまく機能するというほうが驚きだ。私が最初に試した iPod カーアダプタである DLO TransPod は、関節つきのアームを使っていたが、これは悲惨だった。そして実際、RoadTrip では、私は延長アームが必要だと確信していたのだが、これを使うと、適切な位置に固定することができなかった。しかし、延長アームをはずし、関節の可動域全体にいろいろ動かしてみると、ちょうどよい位置を見つけることができ、実際これはほかのどの機器よりもよい位置だった。真ん中にある変速レバーの前に2つのドリンクホルダーがあるのだが、そのうち1つがふさがれるだけで、それ以外には何の邪魔にもならない。この関節つきアームで満足できるかどうかは、乗っている自動車のダッシュボードのレイアウトに完全に依存するだろう。
RoadTrip は、思いがけずよい位置で固定することができたけれど、使い勝手の点でいくつか困ったことがある。自動車のエンジンを止めたときに再生を停止するのは役に立つけれど、電源が入ったときに再生を再開しないだけでなく、電源ボタンを押す必要がある。その結果、自動車を発進させるときの典型的な手順は、以下のようになる。自動車のエンジンをかける、ラジオの雑音に悪態をつく、RoadTrip の電源ボタンを押す、そして iPod の Play ボタンを押す。悪態をついたり、RoadTrip の電源を入れたりするのは、全く無駄なことで、私は RoadTrip がいやになった。
オーディオ出力のボリュームは十分で、Car Tune よりよいが、iTrip Auto ほどではないと思われるし、次に私が試した製品である Belkin TuneBase FM にも、おそらくかなわない。
Belkin TuneBase FM -- 80 ドルの Belkin TuneBase FM は、私の技術的要件すべてを満たす見込みがあって、色は黒しかなく、最近の iPod のほとんど(iPod shuffle、iPod 3G およびそれ以前のものを除く)に対応しているから、究極のソリューションであるかもしれないと思えた。物理的に言うと、短くしっかりした雁首があって、様々な位置に動かすことができる。残念ながら、この首は固すぎて、私は自分の望む位置にぴったり固定することができなかった。首の一端にあるホルダーに iPod をはめ込む。Belkin は、対応するiPod すべてのモデルを固定できるように、プラスチックのアダプタを8種用意しており、私の iPod photo と iPod nano もしっかり固定できた。Belkinは TuneBase FM for iPod nano も作っている。こちらの首はより長く柔軟で、位置決めについての私の小さな不満も解消されるだろう。ただし、もちろん、より大きなモデルの iPod には適合しないという制限があるのだが。
<http://catalog.belkin.com/IWCatProductPage.process?Product_Id=257270>
<http://catalog.belkin.com/IWCatProductPage.process?Product_Id=257293>
Belkin TuneBase FM は、FM 送信機としても優秀だ。Apple が iPod に内蔵したラジオチューニングソフトウェアと連動するので(最新のファームウェアアップデートが必要だ)、チューニングのインターフェースは iPod の画面に現れる。4つのボタンにあらかじめ設定した周波数を記憶させることができ、上下矢印のボタンで様々な周波数を選ぶことができる。周波数を変更するのは簡単だが、ここ Ithaca でも、特に丘がたくさんあるせいで、運転しているあいだに受信状況が大きく変わってしまい、はっきり聞こえる周波数を探すのは簡単なことではない。注目するべきは、TuneBase FM には5段階の音量設定があることで、これでオーディオ出力を調節できるので、iPod nano のようにほかの iPod と比べてオーディオ出力の低いモデルでは特に役に立つ。TuneBase FM では、ステレオとモノラルを切り替えることもできるが、モノラルが役に立つのはオーディオブックぐらいだ。
使い心地の観点から言うと、TuneBase FM は抜群だ。自動車のエンジンを切るたびに、自動的に再生が止まり、再び自動車を動かせば、自動的に再生が再開される。この機能はうれしいけれど、問題がなくもない。TuneBase FM が送信を開始するまでには少し時間がかかるので、音楽が鳴り始める前に、およそ8秒の雑音がラジオから聞こえるということになる。また、自動再開機能はよいのだけれど、音楽が再開してから数秒経ったところで、TuneBase FM のチューニング画面から iPod インターフェースのトップ画面に切り替わるときに、音楽が短いあいだ一時停止する。残念ながら、画面はいつもメインメニューに戻ってしまう。インターフェースの前回使っていた位置に戻るか、せめて Now Playing 画面に戻った方がよいと思う。最後に、1人だけで自動車に乗っている限りは、自動再生はよいのだが、Tonya と私は同じ自動車に乗っているので、私が聞いていたポッドキャストを彼女が聞いてしまったり、iPod を一時停止にせずにステレオの電源を切ってしまったりすると、前回聞いていた位置を探さなければならなくなることがある。
しかし、TuneBase FM について私の一番の不満は、iPod がつながっているとディープスリープ状態にならないということだ。ということはつまり、運転している時間が比較的短く(したがって iPod は十分充電されない)、何日間か運転をしない日があると、iPod は電池を完全に使い切ってしまう。そうすると、次に使うときに再起動すると、ポッドキャストで前回聞いていた位置を忘れてしまうし、少し充電されるまで何をしても反応がないこともある。これがiPod にとって実際に悪いことであるかどうかは分からないが、いつもこうでは困ってしまうし、私がレビューしたほかのアダプターではどれも、こんなことはなかったと思う。
カセットアダプタはどうか? -- これまで述べてきたいろいろの iPod カーアダプタはいずれも、カセットアダプタを iPod のヘッドフォンジャックに繋いで使うという使い方もできる。カセットアダプタを使う利点は、iTrip Auto 以外の FM 送信機につきまとっていた、送信していないときの雑音の問題が起こらないことと、FM 送信機のどれよりも良好なオーディオ品質を提供できることだ。特に、高速道路などで路面からのノイズを打ち消すために音量を上げている時にはオーディオ品質が問題になる。私の耳はあまりいいとは言えない(つまり音楽的に訓練したわけではない)が、そんな私でもカセットアダプタを使った時の方が音の曇った感じが少ないし、FM 送信機を使った時の音より広い音域を提供していると感じる。その上、iPod のヘッドフォンジャックに繋げば iPod 自体の音量コントロールが使えるので、iPod の Dock コネクタ経由で働く FM 送信機のどれよりも、カセットアダプタの方がより大きな音量を引き出せることがわかった。いや、私は決して、あの耳をつんざく大音響連中の仲間ではないが、実際どちらかと言えば低価格の(従ってそれほど高度な防音処理がなされていない)私たちの車に付いている普通のサウンドシステムでは、速度が出ている時の路面ノイズが(特に窓を開けている時には)相当なもので、かなり音量を上げることが必要になる。
けれども、カセットアダプタも完璧とは言えない。ダッシュボードのカセットプレイヤー部分からケーブルがだらりと出ているのは私の好みに合わないし、このケーブルのお陰で iPod を取り外すのも(公共の駐車場に車を停めておく時には取り外すことがよくある)カセットアダプタを取り出すのも、どちらも面倒な作業になる。それに、いくらカセットアダプタ自体がより良いサウンド品質を提供しているとはいえ、私が持っている二台のものはどちらもカセットの偽リールを回すノイズがかなり気になる。もちろん偽リールを回しても何の役にも立っていない。回すテープが無いのだから。それにしても、この偽リールは普通のカセットで本物のリールを回す音よりずっと大きなノイズをたてているようだ。もちろん、最近の車にはカセットテープデッキが無いものも多い。私たちが 4 月に西海岸へ自動車旅行した時に借りたレンタカーもそうだった。最後にもう一点、iPod nano の場合は底面にヘッドフォンジャックが付いているので、RoadTrip や TuneBase FM に接続するとカセットアダプタを使うことができない。
それでも、私が使ってみた限りでは、カセットアダプタの方が(今は亡き Patrick O'Brian の Jack Aubrey の口癖にならって言えば)「二匹の苦虫のうちのマシな方」だった。ということで、最後にもう一つだけ iPod カーアダプタをテストしてみた。
<http://en.wikipedia.org/wiki/Aubrey%E2%80%93Maturin_series#Humour>
Griffin Technology TuneFlex nano -- Car Tune と iTrip Auto は、充電器と FM 送信機を提供しているが iPod のホルダーは提供していない。それに対して Griffin Technology から $40 で出ている TuneFlex nano は、長さ 8 インチ (20 cm) の細い雁首状のフレキシブルケーブルの端に充電機能のある Dock を提供する一方、FM 送信の機能はない。その上、この TuneFlex は iPod nano 専用で、iPod nano には底面の Dock コネクタの横にヘッドフォンジャックが付いているため、カセットアダプタと組み合わせて使うか、あるいは入力ジャックに直接繋いで使うかのどちらかになる。つまり要点は、この目的で使うヘッドフォンジャックが TuneFlex の基部近くにあり、この基部を自動車のシガーソケットに差し込んで使うということだ。TuneFlex は iPod nano の Dock コネクタに接続するため、ヘッドフォンジャックはラインレベルの出力をすることになり、従って iPod 自身の音量コントロールは無関係となる。それでも、十分以上のオーディオ出力レベルを提供できているようだ。
<http://www.griffintechnology.com/products/tuneflexnano/>
この TuneFlex の細い雁首状フレキシブルケーブルは、TuneBase FM の太い雁首状ケーブルよりも断然邪魔にならない。その上、曲げたりねじったりできる調整範囲もずっと広い。カセットアダプタは TuneFlex の基部に繋ぐため、カセットアダプタへのケーブルが iPod の頭部から垂れ下がるようなこともない。こうしてケーブルがすっきりとしているため、TuneFlex 全体をぐるりと回して脇へどけたり、iPod nano を取り外してグローブコンパートメントに片付けたりするのも簡単にできる。
iTrip Auto と同じように、この TuneFlex も自動車のエンジンを切った時に自動的に再生を止めるが、エンジンをかけても自動的に再生を始めてはくれない。私は Belkin の TuneBase FM が自動的に再生を始めてくれるやり方が好きだが、それでも iPod nano で Play ボタンを押すくらいの手間ならば我慢できる。とりわけ、それをすることで Tonya と私がポッドキャストの頭出しで言い争いをする回数が減ったのだから。
本日のベスト・ワンは -- 以上紹介してきたどの機器も、基本的には同じような機能を提供している。けれども、これは私自身ちょっと意外だったが、結局私は Griffin Technology の TuneFlex が一番気に入った。それは、素晴らしい技術的エンジニアリングの成果だからというのが大きな理由なのではない。むしろ TuneFlex は技術的に見れば一番シンプルな機器とさえ言えるかもしれない。それよりも素晴らしい工業デザインと、ほっそりとした iPod nano と組み合わせた時の物理的使い勝手の良さが大きな理由だ。Belkin の TuneBase FM は全般的な機能の充実度では一番で、インターフェイスの良さもパワフルなオーディオ出力レベルも、物理的使い勝手の良さも評価できるが、とにかく自動車を始動させるたびに大きな雑音に悩まされるのだけは勘弁して欲しい。Belkin の iPod nano 用 TuneBase FM こそが究極の機器かもしれないという気もするが、これはカセットアダプタや直接のケーブル接続でどういう具合になるかを見ないと何とも言えない。Griffin Technology の RoadTrip については、私はあまりお勧めしたくない。これは TuneBase FM にはかなわないし、自動車を始動させるたびにいちいちスイッチを入れなければならないのはどう見ても余計な手間だ。Small Dog の Car Tune と Griffin の iTrip Auto についてはちょっと否定的に書きすぎたかもしれないが、これらはサイズが小さいので旅行中でも簡単にラップトップバッグなどに入れて持ち運びができるため、何度もレンタカーに乗り換えたりする場合には便利だろう。これら両者のうちどちらが良いかというのは難しい選択だ。周波数のチューニング以外ではすべての点において iTrip Auto の方が一歩リードしているのだが、知らない土地に長い自動車旅行をする時などはこの周波数合わせの作業が始終必要となるものだ。それに、これは Car Tune に比べて価格が二倍以上する。
こうしてテストをしてきて我ながら驚いたことが一つある。それは、車の中で使うには大型の iPod photo よりも iPod nano の方がはるかに好ましいということだ。私の iPod nano は黒で、その色と小ささのお陰で車の外から覗き込んだだけでは黒いダッシュボードの上でほとんど目立たない。だから車の中に置いたままにしても安心できる。形もがっちりとしているので、車の中という iPod には厳しい環境でも高温や低温の影響を受けることをそれほど心配せずに済む。これは 4 GB モデルで、30 GB の iPod photo よりはずっと容量が少ないが、私たちの場合、車の中で聞きたい音楽やポッドキャストやオーディオブックを入れておくのに十分以上の容量だということは実証済みだ。
文: Adam C. Engst <ace@tidbits.com>
訳: 亀岡孝仁 <takkameoka@bellsouth.net>
バックアップ電子本アップデートで Intel Mac やその他についてもカバー -- あなたの大事なデータを保護するための信頼できる、最新のバックアップ方策が必要?Joe Kissell の人気の Take Control of Mac OS X Backups のバージョン 1.3 に目を向けて欲しい。この新バージョンでは、色々なバックアップ方策、メディア、そしてソフトウェアに関する詳細な考察が拡張され、かつ人気の Retrospect バックアッププログラムに関する 20ページ余のステップバイステップの使用法が付け加えられている。変更があったのは:
<http://www.takecontrolbooks.com/backup-macosx.html?14@@!pt=TRK-0014-TB838-TCNEWS>(日本語)Take Control Ebooks: あなたの知りたいことがすぐわかる
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<http://www.takecontrolbooks.com/maintaining-mac.html?14@@!pt=TRK-0032-TB838-TCNEWS>
文: TidBITS Staff <editors@tidbits.com>
訳: Mark Nagata <nagata@kurims.kyoto-u.ac.jp>
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「死んだ」ドライブからデータを消去 -- ハードドライブが死んでしまった時、そのドライブを修理に出す際にあなたの大切な情報が暴かれてしまう危険をどうやってあなたは防止しているだろうか? いくつかの方法を読者たちが提案する。ハードドライブを物理的に壊してしまうという意見から、匡体を交換して問題の原因を調べるのがよいという声まであった。(メッセージ数 25)
<http://db.tidbits.com/getbits.acgi?tlkthrd=3049>
<http://emperor.tidbits.com/TidBITS/Talk/881/>
iPod アップデートで MP3 が不調? -- iPod nano に最新のファームウェアアップデートをかけたことが、どうやら再生不調の問題の原因だったようだ。(メッセージ数 2)
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Crazy Apple Rumors の最高傑作は -- Crazy Apple Rumors サイトを紹介した先週号の記事を受けて、これまでの John Moltz が公開した記事の中でベストのものを集めたリストがまとまった。(メッセージ数 3)
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ウェブブラウザに欠けている機能 -- Opera 9 のリリースをきっかけに、ある読者が Internet Explorer の Scrapbook 機能が新世代のブラウザにもあったらなあ、と嘆く。そこで他の読者たちが、いくつかの代替方法を提案する。(メッセージ数 11)
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Classic の再インストール -- Tiger の下で Classic を再インストールするのはどの程度簡単にできるのか? でも、そう言えば、そもそもそんなことをする価値があるのだろうか? (メッセージ数 3)
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利用度とレイティング -- ウェブサイト iusethis.com では読者たちが自分の使っているソフトウェアをリストするようになっている。TidBITS のような出版物に登場するレビュー記事に比べて、このようなリストはより良い指標となるのだろうか? (メッセージ数 2)
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Mac Home Magazine は消滅したのか? -- 最新号が出ていないこと、ウェブサイトに何の情報も載っていないことを考え合わせると、この雑誌は潰れてしまったのかもしれない。(メッセージ数 2)
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Take Control 電子ブック日本語版好評発売中
Tiger でのファイル共有、TidBITS 翻訳チーム訳
Panther でのユーザとアカウント、TidBITS 翻訳チーム訳
Panther のカスタマイズ、TidBITS 翻訳チーム訳
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